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wikiの文法改行 段落 見出し 大見出し中見出し小見出し 引用文 整形済みテキスト リスト番号なしリスト 番号ありリスト 用語と解説(定義語と定義文) 水平線 文字装飾強調 イタリック 取消線 アンダーライン 下付き文字、上付き文字 フォントサイズ(相対値) 文字色・背景色 中央寄せ、右寄せ リンク通常(URL、メールアドレス等) サイト内でのリンク 任意の文字列にリンクを貼る 表組み 画像表示 コメントアウト 管理に便利なプラグイン等目次作成 未作成ページ一覧 アップロードファイルをもつページ一覧 編集履歴(バックアップ)のあるページ一覧 表示・非表示PCでのみ表示 携帯でのみ表示 リンク 画像貼り付け Section 4 『その他の有用な情報』ちょっと使えるプラグイン一 自分のやりたいことを実現する方法 Section 3『高度な機能を使う為の知識』文字装飾 wikiの文法 ブログなどと同様に、通常は入力した文章がそのまま出力されます。 行頭や文中に特定の文字列を記述することで、装飾をしたりプラグインを使用したりできます。 改行 エンターキーで改行すれば、そこで改行されます。 行の途中で br() と書けば、そこで強制的に改行されます。 段落 空白行があれば、そこで段落が分かれます。 段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1 段落1段落1段落1段落1段落1段落 強調 1段落1段落1段落1段落1段落1 段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1 段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2 段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2 見出し 行頭に * または * を付けると、見出しになります。 数が増えるほど小さい見出しになります。 見出しは #contents() プラグインを使用したときにリストアップされるので使用を推奨します。 大見出し 中見出し 小見出し 引用文 行頭に を付けると引用文になります。 入れ子にできます。 階層1 階層2 階層3 階層4 整形済みテキスト 行頭に半角スペースを付けると、整形済みテキストとして扱われます。 プラグイン等の記述も、全て文字列として出力されます。 たとえばwikiの文法の記入例を書く時に使用します。 ※参考 引用文と整形済みテキストの違い こちらは引用文です。プラグインや 文字装飾 が有効です。 こちらは整形済みテキストです。 br()プラグインや 文字装飾 が無効です。 リスト 番号なしリスト -項目 ・項目 行頭に - または ・ を付けると番号なしリストです。 3階層まで入れ子にできます。 項目1項目1-1項目1-1-1 項目1-1-2リスト内で改行したいときは、を使います。 項目1-1-3 項目1-2 項目1-3 項目2 項目3 番号ありリスト +項目 行頭に + を付けると番号ありリストです。 3階層まで入れ子にできます。 項目1項目1-1項目1-1-1 目1-1-2 項目1-1-3 項目1-2 項目1-3 項目2 項目3 用語と解説(定義語と定義文) 用語|解説 行頭に を付け | で区切ると用語と解説を記述できます。 用語1 いろいろ書いた解説文1 空白行がなければ、解説文内で改行してもOK 用語2 いろいろ書いた解説文2 「|」の直後で改行しても大丈夫 用語3 いろいろ書いた解説文3 水平線 ---- 行頭で - を4つ以上書くと、水平線になります。 文字装飾 強調 強調 b(){強調} bold(){強調} 強調 強調 強調 イタリック イタリック italic(){斜体} イタリック 斜体 取消線 %%取り消し線%% del(){取り消し線} strike(){取り消し線} 取り消し線 取り消し線 取り消し線 アンダーライン underline(){アンダーライン} u(){アンダーライン} アンダーライン アンダーライン 下付き文字、上付き文字 sub(){下付き文字} sup(){上付き文字} 通常テキスト下付き文字 通常テキスト上付き文字 フォントサイズ(相対値) sizex(サイズ){大きさを変える文字列} 7が最大、4が標準、1が最小です。 他のインライン要素を加えることもできます。 大きな文字列を イタリックに 小さい文字列に打ち消し線 文字色・背景色 color(文字色){色を変える文字列} color(文字色,背景色){文字色・背景色を変える文字列} color(,背景色){背景色を変える文字列} bgcolor(背景色){背景色を変える文字列} 色は色名や、16進法のコードで指定できます。 他のインライン要素を加えることもできます。 赤くて大きい文字列 青い文字列を イタリックに 背景はオレンジで、茶色い文字列 背景を黄色にする 中央寄せ、右寄せ #center(){中央寄せ} #center(){{{ 複数行を中央寄せ }}} 後者の方法だと、他のwiki構文やプラグインを記述することもできます。 #right(){右寄せ} #right(){{{ 複数行を右寄せ }}} 後者の方法だと、他のwiki構文やプラグインを記述することもできます。 リンク 通常(URL、メールアドレス等) 外部のURLやメールアドレスは、そのまま記述すれば自動的にリンクが貼られます。 サーバが異なるURLには矢印のアイコンがつきます。 URL http //atwiki.jp/ メールアドレス foo@pexample.com 外部に置かれている画像 http //atwiki.jp/image/header_logo.gif サイト内でのリンク [[トップページ]] サイト内のリンクは、上記のようにページ名を記述すればリンクが張られます。 ページがなくても自動的にリンクが貼られますので、新しくページを作る方法が分からない場合は既存のページにこの方法で新しいページへのリンクを作り、リンクを辿って編集してください。 任意の文字列にリンクを貼る [[リンクを張る文字列 http //www39.atwiki.jp/crystel/]] [[リンクを張る文字列 トップページ]] ここをクリック でトップページに移動 このように記述すれば、任意の文字列にリンクを張ることができます。 表組み | インライン要素 | インライン要素 | 行頭から | でインライン要素を区切ることで表組みになります。 インライン要素のはじめに以下の記述をすることで、各セルごとに表示を変えることができます。 BGCOLOR(色指定) COLOR(色指定) SIZE(サイズ指定) LEFT CENTER RIGHT TOP MIDDLE BOTTOM ※右のセルと結合 ~ ※上のセルと結合 細かいパラメータはhttp //www1.atwiki.jp/guide/pages/915.htmlを参考にしてください。 | |SIZE(30) aaa|COLOR(red) bbb| |BGCOLOR(blue) ccc|ddd|~| aaa bbb ccc ddd 画像表示 #image(画像のURLまたはアップロード画像ファイル名) #ref(画像のURLまたはアップロード画像ファイル名) #ref(アップロード画像ファイル名,画像がアップロードされているページ名) ※他のページにアップされている画像を読み込む場合 blankimg(画像のURLまたはアップロード画像ファイル名) ※サムネイル表示する場合 細かいパラメータはhttp //www1.atwiki.jp/guide/pages/935.htmlを参考にしてください。 コメントアウト //コメントアウト #co(){コメントアウト} #co(){{ 複数行をコメントアウト }} ソースの中にコメントを残したい場合に使用します。 コメントアウトされた部分は、ブラウザ上には表示されませんがソース内には記述されます。 管理に便利なプラグイン等 目次作成 #contents() オプションなしで記述した場合、そのページ内の見出しを抽出して自動的に目次を作成します。 このページの一番上を参考。 未作成ページ一覧 #yetlist() リンクは作ってあるけれど存在していないページの、一覧が表示されます。 未作成ページ一覧をご覧ください。 アップロードファイルをもつページ一覧 http //www46.atwiki.jp/fenrirsleipnir/?cmd=upload act=listpage 編集履歴(バックアップ)のあるページ一覧 http //www46.atwiki.jp/fenrirsleipnir/?cmd=backup action=list 表示・非表示 PCでのみ表示 pc(){パソコンでのみ表示} #pc(){{{ パソコンのみ表示(複数行対応) }}} あなたはこのwikiに、パソコンからアクセスされていますね? この部分は、パソコンでアクセスしたときだけ表示されます。 携帯でのみ表示 mobile(){携帯でのみ表示} #mobile(){{{ モバイルのみ表示(複数行対応) }}} リンク ホームページへのリンクや、wiki内のリンクはwikiの基本的な部分です リンク先も、ページ内、同じwikiの別のページ、一般のURL、の3通り考えられます ページ内リンク 見ているページ内で一番上へ飛んだり項目へ飛んだりしたいと思うことはよくあるはず しかし、これは少々複雑・煩雑になる恐れもあり無理に使わないことを勧めます 方法は アンカーを作る( anchor)とアンカーへ飛ぶ( link_anchor) の2つセットです #contentsが優秀なので、工夫しましょう。詳しくはプラグイン一覧参照 別のページへリンク(同じwikiの中限定) 書式は [[リンク先ページ名]] 又は [[表示する文字 リンク先ページ名]] 例: [[トップページ]] 又は [[最初のページへ飛ぶ トップページ]] 例: トップページ 又は 最初のページへ飛ぶ 一般のURLへリンク 書式は [[表示する文字 リンク先ページ名]] 例: [[Googleで検索する http //www.google.co.jp/]] 例: Googleで検索する 因みに、 を にすると新しいページで開く事もできます 画像貼り付け 画像や動画用のプラグインも多数存在しますが、オプションも多く動作条件も複雑です その中で標準的かつ使用頻度が高いのが refです URLでもページ内のファイル名でも表示でき、リンクに飛ぶこともできます 書式 ref(ファイル名orURL,ページ名,その他オプション) 例1: ref(http //ato-nfactory.pya.jp/banner.gif ,title=@N-Factory HP へジャンプ,http //ato-nfactory.pya.jp/,blank) 例2: ref(BANNER.jpg) ref(BANNER.jpg,,width=50) ref(紅魔館前.jpg,紅魔館前,height=100) 例1: banner.gif 例2: #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (BANNER.jpg)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (BANNER.jpg)#ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 Section 4 『その他の有用な情報』 これ以上は、編集する人の志向などによってまちまちなので、紹介程度にします Section 3までを応用して作る事が第一で、無理な複雑化はしない方がいいでしょう ちょっと使えるプラグイン一 これを書いている人が、使えるなと思うプラグインや使用頻度の比較的高い機能を列挙 使い方は、自分で調べてください プラグイン/機能 説明 region/endregion 複数行を折りたたみまとめる事ができます。endregionを忘れると大変!この辺の機能はDirectXが絡むので重要な所には使わないのが無難。折りたたむ機能はopenclose系,treemanu系もある。違いを見極めて使うべし 表組みの書式 BGCOLOR等色々ある。ただでさえ1行当たりが長い表組みが、さらに長くなるのでインデックス部分程度にとどめる方が無難 anchor/link_anchor ページ内にリンク(スクロール)できるwiki内なら他のページのアンカーへも飛べる include 他のページをそのまま載せる事ができる。1つのページを使いまわすことが可能 //(コメントアウト) 行頭にスラッシュを2つ書くとその行はwikiに認識されない編集者へのコメントや一時的に機能をOFFにするときなどに使用 comment系 いわゆる掲示板。様々なバージョンがあるがログの保存場所の違いが主似た機能で投票(vote)もある memo系 自由にテキストボックス内を編集できる。ホワイトボード的で使い勝手がいいmemoは簡単実装用。カスタマイズ可能なのがmemox 動画系 プレイ動画などを動画サイトのURLなどを引数にして動画をwiki内で見れる。プラグイン仕様も複雑且つで様々で、動画サイトの仕様が変わったりして上手く動かない事もあるので過信はできない 自分のやりたいことを実現する方法 @wikiではかなり多くのプラグインを実装しており、 ユーザの意見を組み入れて今も新着プラグインとして増え続けている しかし、いざある動作を思い浮かべて、それを実現するプラグインを探すとなると そううまくいく事は、意外と少ない。 知ってる人を探す? 現在様々な掲示板や質問サイトがあるが、@wiki関係は盛んでないと言える 汎用プログラミング言語なら、詳しい説明サイトがあるがこれはそうはいかない 特定の人に聞いても、特殊なプラグインまで把握してる事は少ない 最良と思われる2つの方法は 既にある参考になりそうな@wikiを見つけ編集ページを見て学習 プラグイン一覧を熟読(思いがけない所に使えるプラグインがあったりする) wikiの整理方法の悪さ 理由の一つは、wiki側の整理の仕方に問題がある 典型的なのは opencloseと openclose2についてだ ~ プラグイン一覧より ~表示切り替え(openclose) インライン表示切替(openclose2) 隣り合うプラグインすら、統一する姿勢がない また例えば掲示板を作りたい時『情報を集めるプラグイン』を探し 『その他・未分類のプラグイン』を探した挙句、『フォームを設置するプラグイン』へ たどり着くような事もある。全体の分類の仕方も分かりづらく未分類は本当にカオスだ 欲しいプラグインを探すとは、時に根気よくプラグイン一覧を一つずつ見る覚悟が必要だ wikiプラグインの仕様がまちまち プラグインは、オプションや本文に差がある。それも同じような機能のものとも差があり 上手く作動しない、最悪そのプラグインが使えないということもよくあること 典型例はtreemenuでは1と2で と#が逆。但し、プラグインにより も#もほぼ同機能で働く そのほか、sizeなどが何を表しているか? 『,http //.... 』と打つのか『,URL=http //.... 』なのか。という事も。 対策は、プラグイン一覧のその項目をよく見ることくらいしかない。仕様かもしれない。 よくある例を一つ挙げる。うまくいかない時はよく仕様を確認する事 失敗例 : ref(test.png,width=600,height=640) 成功例 : ref(test.png,,width=600,height=640) 失敗例 : #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 成功例 : Section 3『高度な機能を使う為の知識』 高度な機能を使う為には、様々なプラグインやオプションを設定する必要があります 理解しやすいもの・汎用性の高いものを取り上げましたので、 高度な機能を使う参考になると思います 文字装飾 文字サイズや太字(強調)・文字色に背景色、これらに関するプラグインはたくさんあります 入れ子で組み合わせられますが、画面が見づらくならないように注意が必要 有用なのは多くのオプションがあるfontプラグイン 書式は font(オプション1,オプション2, ... ) でオプションは順不同 font(18pt){サイズ}==== font(b){強調表示}==== font(24pt,b,i){複合} abc font(8pt){de}fgh font(red){ij} font(18pt,blue,green){lm} font(8pt){SAMPLE font(24pt,b,#FFFF00,#CCCCCC){SAMPLE}SAMPLE} サイズ====強調表示====複合 abcdefghijlm SAMPLESAMPLESAMPLE 指定色は ここ を参考にしてみてください。 位置の補正に、左寄せ・右寄せ・中央寄せがあります(行頭のみ可) 書式は #left(){左寄せ} #center(){中寄せ} #right(){右寄せ} #center(){CENTER} #right(){ RIGHT_1 RIGHT_2 } CENTER RIGHT_1 RIGHT_2 これ以外は、 @wikiプラグイン一覧 か wikiの編集例 を参考にしてください。 このページのソースを見る もっと詳しく知りたい方は @wikiプラグイン一覧 を参考にしてください この他、編集画面の下にもよく使うものの説明がありますし、 編集画面のすぐ上のプラグインボタンでは直接書いてくれます(やや使い勝手悪) 詳しい部分はプラグイン一覧が一番良い
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@wiki
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@wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール @wikiにはいくつかの便利なプラグインがあります。 これ以外のプラグインについては@wikiガイドをご覧ください = http //atwiki.jp/guide/ @wiki助け合いコミュニティの掲示板スレッド一覧 #atfb_bbs_list
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本項では『バーンアウト パラダイス』と廉価版『バーンアウト パラダイス THE ULTIMATE BOX』とリマスター版の『Burnout Paradise Remastered』を併せて紹介します。判定は全て「良作」です。 バーンアウト パラダイス 【ばーんあうと ぱらだいす】 バーンアウト パラダイス THE ULTIMATE BOX 【ばーんあうと ぱらだいす じ あるてぃめっと ぼっくす】 Burnout Paradise Remastered 【ばーんあうと ぱらだいす りますたーど】 ジャンル アクションレーシング 対応機種 原作 プレイステーション3Xbox 360Windows(英語版UBのみ) RM プレイステーション4Xbox OneWindows(Origin/Steam)Nintendo Switch 発売元 エレクトロニック・アーツ 開発元 原作 Criterion Games RM Criterion GamesStellar Entertainment 発売日 原作 2008年2月21日 UB 2009年2月5日 PS4/One 2018年3月16日 Win(RM) 2018年8月21日 Switch 2020年6月19日 価格 PS3 7,329円 360 7,140円 UB 2,940円 RM 3,800円(税別) Switch 5,500円 → 3,100円(税込) レーティング CERO B(12才以上対象) 判定 全作 良作 バーンアウトシリーズ 概要 イントロダクション 基本的な仕様 特徴・評価点 オープンワールド・ゲームプレイ さまざまなイベント 進化したオンラインプレイ おなじみクラッシュ要素 継続的なアップデート・DLC その他 問題点 総評 余談 その後の展開 リアルに、すくむ! 概要 シリーズおなじみ、対向車線の逆走やニアミスといった危険走行でブーストを溜め、一気に加速しライバル車を倒していくというクレイジーなレースゲーム。 パラダイスシティという総面積約70km 2 の架空の市を好き勝手に走り回れるオープンワールド制を採用。 ストーリーは特になく、レースなどのイベントに勝ってライセンス(免許証)をアップグレードさせることがシングルプレイの主な目標となる。 オンラインではレースなどの対戦要素だけでなく、チャレンジと呼ばれる複数人での協力要素もある。 発売後も1年以上にわたるアップデートで大幅な改良を続け、2009年2月5日には発売当時までのアップデートとDLCを収録した廉価版『THE ULTIMATE BOX』が発売された。 Spike TV・Gametrailers・GameSpotにおいて2008年のBest Driving Game賞を受賞した。日本では「バンパラ」と略されることが多い。 イントロダクション オープニングムービーより書き起こし。 バーンアウト・ドライビングの聖地、「パラダイスシティ」へようこそ。 ホワイトマウンテンを走る急カーブから、ダウンタウンパラダイスのストリートまで、 広大で複雑な街をどう走るか、そこに決められたルールなどない。 これは、今までにはなかったドライビングエクスペリエンスって言えるわね。 パラダイスシティのすべてがチャレンジ。ロードごとに最高のラップとクラッシュが記録される。 真剣勝負がしたければ、信号で止まってホイールをスピンさせて。 すべての交差点からアドベンチャーが始まるわ。 パラダイスシティでのイベントのフィニッシュポイントは8か所。 コンパスのそれぞれの方角よ。 (中略) 最初は仮免許として「Learner s Permit」が与えられる。 イベントに勝てばライセンスにマークされ、アップグレードしたら、新しい車がアンロックされるわ。 街中にはサプライズがあって、ドライブ中にナビゲーションが流れるの。 何が起きるか、すべては…あなた次第なの。 基本的な仕様 基本的な操作はステアリング以外にアクセル・ブレーキ・サイドブレーキ・ブーストの4つ。 ほぼ全ての車にはゲージがある限り急激な加速ができる「ブースト」が搭載されている。ブーストは基本的に3種類あり、車によって異なる。 ブーストは基本的に、対向車線走行、ドリフト、他の車とのニアミスと言った危険走行で得られる。 敵の車に衝突して、破壊すると「テイクダウン」となり、ブーストが大量に得られる。 ストリートレースのため、一般車が走ったり駐車したりしている。 スタント要素が追加。空中できりもみ回転する「バレルロール」や空中スピンの「フラットスピン」がある。 所持金の概念はなく、車は基本的にライセンスのアップグレードや、一定数の勝利で街を走り始める車をテイクダウンして獲得する。 ゲーム内のラジオ放送「CRASH FM」が『バーンアウト3』以来の復活。ナビゲーターも変わらずMC RYU。 無料アップデートでバイクにも乗れる。 時間の概念があり(要アップデート)、昼夜それぞれの風景を楽しめる。時間を固定することも可能。 走行中は60fpsでヌルヌル動く。 コンシューマー版オープンワールドレースゲームで60fpsを維持している作品は極めて少ない。 特徴・評価点 オープンワールド・ゲームプレイ 決められたコースしか走れなかった過去作と異なり、オープンワールドを最大限に生かした内容となっている。 どのレースでも定められたコースが存在せず、行き先を制限するバリアは一切存在しない。要するにゴール地点に到着さえすればどの道を通っても構わない。 レースのゴール地点は、コンパス8方角それぞれの場所にある施設。コンパス表示や自車のウィンカー点灯でガイドしてくれる。 走り込んで街の構造を熟知することがそのまま勝利に直結するゲームシステムとなっている。 ジャンプスポットが至る所に配置されており、高低差を生かした場所、スタント向けの広い場所もある。 街中には4種類のドライブスルーが点在し、通り抜けるだけで効果を得られる。 ジャンクヤード :今まで入手した車に乗り換えられる。 ガスステーション :ブーストが最大まで補充される。 オートリペア :車を修理する。ダメージの概念があるイベントではよくお世話になる。 ペイントショップ :車の色が変わる。 街中には無数の発見要素があり、それらを探してコンプリートするのも目的の1つ。 ビルボード :このゲームのロゴが入った看板。破壊するとチェックされ記録に残る。全120個。 スマッシュ :ショートカットや隠しルートの柵。同上。全400個。 スーパージャンプ :大規模なジャンプ台。ジャンプを成功させるとチェック。全50個。 すべての通り道で端から端までのラップタイムと、ショータイム被害額(詳しくは後述)が記録され、フレンドと競い合える。 さまざまなイベント それぞれの交差点に1つずつイベントが設定されている。 レース :ゴール地点に最初に到着すれば勝利。ただし決められたルートが設定されておらず、適宜最適なルートを選択しながら走る必要がある。 バーニングルート :決められた車で1人で走り、時間内にゴール地点に到着する。クリアすることでアップグレード版の車が入手可能。 ロードレイジ :制限時間内に一定数の敵車をテイクダウンする。 マークドマン :黒塗りの敵車に追跡されながら、走行不能になる前にゴール地点に到着する。 スタントラン :制限時間内にスタントを決めて、目標スコアを達成する。 進化したオンラインプレイ 走行中にオンラインモードを選択すれば、すぐにオンラインに参加可能。 フリーランがベースで、ホストがモードを選択しプレイする形式である。 レースモードだけでなく、多数のモードをプレイ可能。 チャレンジ :他のプレイヤーと協力して、目標を達成する。 タイムチャレンジ :時間が決められたチャレンジ。難易度は高め。 ロードレイジ :逃走、追跡の2チームに分かれ、逃走チームがゴールするまでに、追跡チームがテイクダウンする。 マークドマン :順番に指定されるプレイヤーを一定時間内にテイクダウンする。 スタントラン :オフラインとほぼ同様。最終スコアを競う。 コップス&ロバーズ (有料DLC):警察と泥棒の2チームに分かれ、金塊を陣地まで回収する。 特にチャレンジは他のレースゲームではなかなか味わえない感覚で人気が高い。 おなじみクラッシュ要素 ハードの世代が変わったことで、車のつぶれ方・挙動がよりリアルに。スロー演出が織り交ざり、より詳しく映し出される。 過去作のクラッシュモードの代わりに「ショータイム」が登場。走行中に即開始できる。 自車をボールのようにバウンドさせ、走ってくる一般車にどんどん突っ込むバカゲー的なノリである。 過去作以上の壊れ方で車が鉄の塊となるまでの一部始終を見ることができる。 継続的なアップデート・DLC 海外版発売から1年5か月もの間アップデートが行われた。 2008年に配信されたアップデートはすべて無料。 オンラインモード、バイク、時間経過の追加、PS3のトロフィー・カスタムサントラの対応など。 2009年には追加要素は有料となったが、DLC対応のシステムアップデートは無料で配信された。 + 以下主なDLCを列挙する。 パーティー :2~8人でコントローラーを回して交代プレイして、得点を競い合うモード。UB版は同梱済み。 レジェンダリーカー :映画をモチーフとした車。 トイカー :おもちゃ風の車。 ブーストスペシャルカー :ブースト機能が強化された車。 コップス&ロバーズ :オンラインの警ドロモードと、各車の警察仕様車。サイレンも鳴らせる。 ビッグサーフアイランド :同名の新エリアと、さまざまな車。 機能追加やバグ修正だけでなく、画面の見た目までもが大きく変わった。 現在DLCは販売を終了しているため、購入不可能。 Remastered版ではDLCが全て収録済なので、課金の必要は無い(*1)。 その他 スクリーンセーバー代わりの「Picture Paradise」要素。プレイ中に放置するとクラシック曲に合わせて街並みが映し出される。 グラフィックの美しさもさることながら、60fpsをキープしている。細かく作り込まれた車両や街も必見。 車の種類もマッスルカー・スポーツカー・SUV・F1カー・バイクまで多種多様。架空だがメーカーも設定されており、各メーカーの個性も楽しめる。 ゲーム中はロードをほとんど感じさせない。 イベント前はマップ画面やイベントの説明音声を流し、その裏でロードしている。 カメラに対応しており、ライセンスやオンラインでテイクダウンされた瞬間などの写真を撮ることができる。 ファンサービスとして、地名や車に過去作のものが復活している。 BGMには約90の楽曲を収録。 EA TRAX(アーティスト提供曲)は40曲。日本からはB zの「FRICTION」が収録されている。 『BURNOUT』『BURNOUT 2』『バーンアウト3』の未使用曲も収録。アップデートでクラシック曲もゲーム中に流れるようになった。 1曲ごとにオン・オフが可能なので、聞きたくない曲はオフにできる。 カスタムサントラ対応のため、好きな曲も流せる(Remastered版は不可)。 問題点 チュートリアルが不十分。オープニング以外の説明は音声とテロップで軽く流されるのみ。 特にスタント関係はジャンプミスなどでよくわからないうちに流れることが多い。 マップ周りのシステムが不親切 マップの向きがプレイヤー中心ではないので、慣れない内は道が分かり辛い。 目的地にマーカーを設置してルートを表示させる、といったこともできない。 これらの問題点のせいで、特にレースなどではライバルそっちのけでマップとにらめっこするハメになる オープンワールドには必須とも言えるファストトラベルが基本的にできない。 新車を手に入れてもその場で乗り換えることができず、まず最寄りのジャンクヤードまで自分で走って乗り換え、さらに自分好みのペイントがしたければオートリペア → ペイントショップと回る必要があり中々面倒。 上述のマーカー設置不可の仕様のせいで、まず近くのジャンクヤードがどこにあるのかが分かり辛い。 アップデートでイベントリトライが追加され、多少緩和された。 クリアまでに同じようなイベントを何度も繰り返さなければならない。 レースのスタート地点はマップ全域に存在するが、ゴール地点は8方位・8地点にしか存在しないため慣れてくるとダレがち。 夜のマップが暗すぎる 走っている車や障害物が暗闇に紛れてほぼ見えなくなり、難易度が跳ね上がる。 一応時間帯を固定することも可能だが、何故か昼間を指定できない。 指定できるの朝・夕方・夜・深夜のみなうえ、車のライトも殆ど前方を照らしてくれない。 オープンワールド化の弊害 マップが広大になったことで敵車との接触頻度が減り、シリーズ伝統のテイクダウンを楽しみ辛くなった。 マップは同ジャンルの他のゲームと比較すると狭めで、遅い車でも10分程度で外周1周できる。 その分密度は高い。 過去作から削除・変更された要素がある。 爆発要素や、クラッシュ中に自車を動かせる「アフタータッチ」が削除された。 同一進行方向の一般車に追突して弾き飛ばす「トラフィックチェック」は仕様が大きく変わり、タフネスの高い車かつ一定速度以下でないと不可能になった。 テイクダウンカメラ(敵車を破壊した際の特殊演出)がオフにできない。カメラが大破した敵車へクローズアップされる関係上、プレイヤーの事故を誘発しやすい。 過去作ではオンとオフが切り替え可能だった。 人間はほとんど登場しない。レーティング維持のため仕方ないが…。 誰も乗っていない自車の運転席でハンドルが独りでに回る光景はなかなかシュール。 F1カーとバイクのみ人間が乗っているが、バイク乗車中にクラッシュすると、ライダーが消えてしまい不自然。 各機種対応のカメラがないと獲得できない実績・トロフィーがある。気にする人は注意(*2)。 360版は専用HDDがないとアップデートが適用できない。当時はHDD以外の保存媒体の容量が小さかったためだと思われる。 USBメモリが本体の保存媒体として使えたが、非対応。本体内蔵のフラッシュメモリも非対応との報告あり。 オリジナルのWin版はアップデートが途中で打ち切られ、PS3/360のアップデート1.7の内容まで対応していた。 長らくDLCの購入ができなくなっていたが、その後再びOriginにてDLCセットの購入が可能になっていた。 総評 ハードの世代交代に見合う進化を遂げ、数多くの要素を追加しながらも過去作の要素を上手くブレンドしてシリーズの集大成的な作品となった。 さらに継続的なアップデートでシリーズファンや早期購入者の評価を上げた作品である。 この世代のアクションレースゲームでも評価が高く、購入を勧める声も多い。 さらには発売から10年後に次世代機へリマスターもされたため、根強い人気があったとも言える。 ただし、目的の提示されない自由なゲーム性は人を選ぶので、よく吟味してから購入しよう。 余談 日本の通常版でアップデート前の状態では、スポンサーカーとして今作に曲を提供している「B z」のペイント車を入手できた。 日本からは某大手家電量販店のスポンサーカーも予定されていたが、そちらはお蔵入りになっている。 スポンサーカーは地域ごとに用意されており、北米版・欧州版ではそれぞれ別の車を数台入手できた。 UB版・ダウンロード版(*3)・Remastered版ではスポンサーカーは入手できないので注意。 性能的には普通に入手できるバージョンとまったく同一のため、進行上特に困ることはない。 現在でもどうしても欲しい場合はオリジナル版のゲームデータを削除させ、ネットワークに繋がらない状態でゲームを起動し、オプションからスポンサープロダクトコードを入力すれば入手できる。その後ゲームデータをアップデートしても問題なく使用可能。 UB版・Remastered版はマルチランゲージに対応。本体の言語設定を切り替えて新たな気分で遊べる。 あまり推奨された方法ではないが、海外のPSストアで配信されていたダウンロード版も日本語に対応しており、問題なくプレイ可能。 オリジナルのWin版は日本語非対応だった。 開発元がフォーラムで意見を募集していた。中には日本語のフォーラムもあった(現在は閉鎖)。 開発元には日本人スタッフ1名と日本語ができるスタッフが数人いたようである。 当時開発元が定期的にPodcastで動画を配信していた。 開発に関する裏話や、アップデート前のテストプレイ等といった内容である。 特にバイクアップデート前に配信された映像では、バイクとセスナ機のテストプレイを行っている様子が映し出されていた。 現在でもCriterion GamesのYouTubeチャンネルに動画が残されている。 ゲームバージョンは1.9で打ち止めになっているが、開発チームは当初これ以降もアップデートを続ける予定があったらしい。 飛行機やヘリコプター、ボート、地下エリア(?)、月面エリアを追加するという構想があった(参照)。 オンラインのグリッチ(バグ技)の研究が進んでおり、新たな楽しみ方を見出す人もいる。興味のない人、拒否反応を示す人もいるのでほどほどに。 今作の後、開発元のCriterion Gamesは発売元EAのもう1つのレースゲームシリーズである『Need for Speed』シリーズの開発に移行したため、『バーンアウト』シリーズは現在に至るまで完全新作が発表されていない。 2012年の『Need for Speed Most Wanted(*4)』は事前情報から本作に近い作品かと期待されていたが、現在は似て非なるゲームと認知されているようである。 このようにCriterionの『Need for Speed』シリーズ作品は本シリーズの作風を若干感じさせるが、やはり直系の新作が出ないことを残念に思う声は少なくない。 こちらも、DLCが存在するのだがメインモードにおける進行上の支障はない。 その後の展開 発売10周年を記念したリマスター版『Burnout Paradise Remastered』がPS4/One/Win(Origin)で2018年に発売され、2020年6月19日にはSwitch版も発売された。 DLC全8種の同梱に加え、グラフィックの向上、さらに4K解像度+60FPSに対応した完全版に相応しい作品となっている。また、トロフィー等の内容もオリジナル版から一部変更してある。 CS版ではPS4 Pro及びOne Xでプレイすると4K&60fpsの出力でプレイできる。Win版ではオリジナル版では実装されなかった一部DLCや日本語字幕・音声も実装されている。
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ここではPS2『バーンアウト3 テイクダウン』及び、リメイク作品であるPSP『バーンアウト レジェンド』についても解説する。(判定はどちらも良作) バーンアウト3 テイクダウン 概要 特徴・評価点 問題点 総評 余談 バーンアウト レジェンド 概要(レジェンド) 特徴・評価点(レジェンド) 問題点(レジェンド) 総評(レジェンド) バーンアウト3 テイクダウン 【ばーんあうとすりー ていくだうん】 ジャンル レーシング 対応機種 プレイステーション2 発売元 エレクトロニック・アーツ 開発元 Criterion Games 発売日 2004年10月14日 定価 6,800円 レーティング CERO 12才以上対象 判定 良作 ポイント 大手パブリッシャー発売によるシリーズ大幅改革圧倒的進化したビジュアル・スピード感・破壊描写ライバル車を破壊するテイクダウンシステムが誕生シリーズ及びEA作品に影響を与えた一作まじ やられた! バーンアウトシリーズ 気分爽壊200% 概要 破壊系レースゲームの代表作『バーンアウト』シリーズの第3作。 前作『BURNOUT 2 POINT OF IMPACT』から2年(国内では半年)間の期間を経て発売された。 これまでのシリーズ作品はAcclaim Entertainmentから発売されていたが、2000年代に入ってからはAcclaimの業績不振によりシリーズ存続の危機に陥っていた。 デベロッパーのCriterionは本作発売の直前にEAの買収を受け、傘下会社となった。そのため本作以降はEAからの発売となっている。 なお、Acclaimは本作発売とほぼ同時期に連邦倒産法第7章(チャプター7)の申請により倒産している。(*1) 特徴・評価点 対向車線走行やニアミスといった危険走行でブーストを溜め、一気に加速するというクレイジーなレースゲーム。 本作から追加された要素「テイクダウン」。自車を敵車にぶつけ、壁や一般車にクラッシュさせることでブーストを補充できる。 テイクダウンをすると、カメラが切り替わり、敵車の壊れていく様子が映し出される。設定でオフにすることも可能。 特定の場所にテイクダウンすると「フォトアルバムテイクダウン」となり、クラッシュシーンが変化する。各コースにそれぞれ複数存在し、全て達成するとスペシャルカーをアンロックできる。 本作ではブーストのシステムが変更され、ブーストが溜まっていればいつでも使えるタイプへと変更された。 ブーストは危険な走行をする事で増量し、テイクダウンをすればブーストゲージが増加し、ブーストが最大値まで回復するようになる。 逆にライバルに攻撃されるとブースト量が減り、クラッシュしてしまうとゲージが減少する。 前作から車両が多数登場するようになり、更に最高速度も大幅に増した。 シリーズウリのクラッシュシーンも大幅進化。大量の破片が飛び散ったり、パーツが外れたりする。更に爆発要素もするようになった。 さらに、自車がクラッシュした場合は時間がスローになる「インパクトタイム」を発動できる。 インパクトタイム中はアナログスティックで車を動かす「アフタータッチ」を使える。敵車を巻き込んででテイクダウンしたり、一般車をも巻き込んで更なるクラッシュを演出できる。 レースモード以外にも、敵車を何台テイクダウンできるかを競う「ロードレイジ」、車の群れに突っ込んで被害額を競う「クラッシュ」モードなど、ボリュームは大きい。 ロードレイジモードでは、一定時間以内に規定数以上のテイクダウンを争う。プレイヤーには耐久力があり、一定のダメージを受けたりクラッシュすると完全破壊となりイベントが終了する。 クラッシュモードでは、「アフタータッチ」に加え、一定の台数の車を壊すと、自車を爆発させる「クラッシュブレイカー」も使用可能。 各ジャンクションにはジャンプ台やアイテム等のギミックがあり、ただ突っ込めばいいという訳ではなくどこを走ってクラッシュしアイテムを上手く獲得できるかの戦略性が生まれた。 ゲーム内のラジオ放送「CRASH FM」がゲームを盛り上げる。ナビゲーターはMC RYU。 走行中は60fpsでヌルヌル動き、更には処理落ちがほとんど起こらない。 ゲームエンジンはCriterion製の「RenderWare」を使用しており、普通なら処理落ちが免れない程の激しいアクションを行ってもフレームレートが安定していられるのは、エンジンが強力だったことを証明している。 発売元がEAになったため、EA TRAXとして多数のアーティストを使い全44の楽曲を収録。 本作は明るいロック曲が多く、シリーズ最高のサウンドトラックと評価する声も多い。 問題点 走行中にマップは表示されない。 ロードが長め。 車の性能差がわかりにくい。それほど激しい性能差は無いが。 おまけ程度にトップスピードとウェイトのみが表示されている。 クラッシュモードの問題。 面数が100と多いが、場所は同じで、構成が異なるという使い回しがある。 多くのステージには、点数を2倍、4倍するアイテムが置いてあるが、4倍のアイテムを取ると簡単にクリアできてしまう。逆に4倍を取らないとゴールドランクをとるのが難しいステージも。 特定の条件でテイクダウンをすると「フォトアルバム テイクダウン」となるが、その条件が厳しく、特定の車にぶつけるなど、ほぼ運ゲーである。 オンラインのサーバーが終了してしまった。 といっても、発売から5年半後の2010年4月まで稼働していたので、大変頑張った方だと言えるだろう。 アンロック要素が早めにどんどん解除されるが、最後の方は各クラスの目玉となる車両程度になり、若干作業感が出てくる。 総評 「テイクダウン」の導入により前作までのややストイックなイメージを一変、ライバルを攻撃して楽しく遊べるレースゲームとしてシリーズの方向性を定義させた本作。 後継作が出た今でも、独特の雰囲気や音楽から本作を最高傑作と推すファンも多い。 シリーズ入門としてはもちろん、後継作から戻ってきても十分楽しめるだろう。 余談 本作はIGNの「The Top 25 PS2 Games of All Time」において6位を受賞した。 発売前にファミ通から本作の体験版が配信されていた。 ファミ通から攻略本が発売されている。(発売はエンターブレイン) ゲームの攻略内容だけでなく、開発者インタビューも掲載されており、本作やシリーズの誕生秘話などが語られている。 海外ではXb版・Xb360版も発売されている。より美麗なグラフィックと、短いロード時間で楽しむことができる。アジア版は国内のXb/360で動作可能。 ただし、現在入手は困難である。 バーンアウト レジェンド 【ばーんあうと れじぇんど】 ジャンル レーシング 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 エレクトロニック・アーツ 開発元 EA UK 発売日 2005年10月20日 定価 4,800円 レーティング CERO 12才以上対象 判定 良作 ポイント 『3』をベースに過去作の要素を追加多少劣化はあるが、PSPとしては健在のクオリティ100%クリアが超難関 やばいスピードでワイルドな激突を決めろ!! 概要(レジェンド) 『バーンアウト3』をベースにしたPSPリメイク作。 『3』の基本的なシステムはそのままに、過去作からコース・モード・車を追加している。 かつてダウンロード版がPlaystation Storeにて配信されていた。 特徴・評価点(レジェンド) PSPなので、いつでもどこでもテイクダウンが楽しめる。 『2』にあった「チェイス」モードが復活。パトカーに乗って、敵車にダメージを与え最終的にテイクダウンするモード。 『初代』から1コース、『2』から5コースが復活。『2』からいくつかの車両が復活。 『3』のシステムで過去作のコースでレースやクラッシュが楽しめる。 オリジナルペイントを施した「コレクターカー」が25台追加。 しかし、1人プレイで獲得できるのは5台のみ。残りは通信プレイで獲得する必要がある。 EA TRAXとして同日発売の『バーンアウト リベンジ』から厳選された全21の楽曲を収録。 問題点(レジェンド) ハード性能の影響で、フレームレートが30fpsになっていたり、クラッシュがややパワーダウンしているなど、劣化部分もある。 UMD版では、ロードがより長くなる。 ダウンロード版では、逆にPS2版『3』よりも短くなる。 『3』にあった複数のコースをつなげたロングコースや、一部の車両、CRASH FMなど一部要素が削除された。 相変わらずマップは表示されず、さらに車の性能グラフまで削除されてしまった。 クラッシュモードの問題。 面数は『3』と変わらず100。 点数を2倍、4倍するアイテムは削除されたが、その影響でごく少数ではあるが高ランクをとるのが難しいステージができてしまった。 有名なソフトではないので、通信対戦が必要なコレクターカーは正攻法で入手することは大変難しい。 プレイ環境を2つ用意すれば自力で取ることは可能ではあるが… 総評(レジェンド) 携帯機に移植され気軽にプレイ可能になった本作。 性能上『3』よりもやや劣化していることは否めないが、ゲームとしての楽しさが失われたわけではない。 寝る前に布団の中でも一壊し行ってみてはいかがだろうか。
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